七十二年ぶりの扉が開く。産業も、街も、芸術も動き続ける。
2026年10月22日(木)。豊川稲荷の御開帳を巻頭に、主要記事15本、ニュース短信7本、小原古邨のアート、前日版の注目6本をお届け。

豊川稲荷、72年ぶりの御開帳へ――白狐の鎮守と神仏の歴史、三河の記憶をたどる
愛知県豊川市の曹洞宗寺院・妙嚴寺で11月1〜23日、72年ぶりに御開帳が行われる。白狐に乗る豐川吒枳尼眞天、神仏の歴史、儀礼、美術、三遠の銅鐸を一次資料で追う。
特別巻頭を読む →2026年10月22日 木曜日 · Japan.co.jp
本日の注目4本
特別巻頭と5部門から
今日のニュース短信・厳選7本
重要鉱物、日銀、技術、地域、スポーツ、文化。出典を明示した7本の短報。
ニュース短信を読む →ビジネス・経済
10月22日 木曜日半導体再興を目指す日本、なぜ米国の工場に最大210億ドルを投じるのか
北海道で2ナノ工場を育てる一方、ニューヨークでは米企業の生産能力を拡張。日米関税合意が生んだ投資は、日本の技術と供給網をどう強くするのか。

20年国債に応札5.84倍――強い買い需要が映した「金利のある日本」の現実
財務省の10月20日入札で20年国債に応札倍率5.84倍。表面利率3.8%、平均落札利回り3.723%。制度、財政、日銀政策、国際市場への影響を検証。
半導体株安が映したAI投資への疑問――日経平均841円安、TOPIXも下落
10月20日の日経平均は841円安。半導体関連株の売りが波及した一方、前日にはTOPIXが逆行高。日本企業の収益構造とAI設備投資の行方を読み解く。
科学・技術
10月22日 木曜日
火星の月から「砂10グラム」を持ち帰れ――MMX打ち上げ成功、日本の探査は次の段階へ
JAXAが10月20日にH3ロケットで火星衛星探査機MMXを打ち上げ、分離に成功。フォボスから10グラム以上の試料を地球へ持ち帰る計画、科学的な意味、着陸技術、国際協力と2031年度帰還目標を追う。

鉄道保守に新たな「腕」――JR西日本、120キロ把持の単腕型と量産型人型ロボットを導入
JR西日本が2026年10月、単腕型と量産型人型の多機能鉄道重機を発表。最大120キロ把持、沿線伐採、2024年からのZIZAI実用化、労災対策と省人化の課題を一次資料から検証。

実験室を動かすのはロボット――日本が挑む「自律する科学」の現実と未来
実験ロボット10台の現場から、理研の自己保守能力、東京科学大学の研究、JSTムーンショットまで。自律実験が変える科学と、残る課題を検証。
地域・社会
10月22日 木曜日
丹波篠山、二つの文化祭を一つに――市展と舞台がつくる「芸術文化の祭典」の新しい形
丹波篠山市が市展と市民文化祭を統合。11月17~23日の第1回芸術文化の祭典を、丹波焼・デカンショ節の歴史とともに考える。

東京・板橋の足元に3万年の時間――茂呂遺跡と「カミイタ」の文化財を歩く
旧石器時代の石器、1951年に中学生が発見した茂呂遺跡、寺社や祭り囃子。板橋区の2026年文化財公開を歴史資料から読み解く。

大手町、仕事帰りに「畑」へ――ビル街のハーブが問い直す都市と農業の距離
10月22日、大手町の東京サンケイビルで「AFTER WORK FARM」。屋上農園のハーブを使う短時間の体験から、都市農業の歴史と限界を考える。
スポーツ
10月22日 木曜日
大相撲が岡山・和気町へ――町制20周年、体育館で触れる巡業の素顔
10月22日、岡山県和気町で町制20周年記念の大相撲和気場所。稽古、初切、相撲甚句の文化と和気の歴史、当日券や交通を公式資料から解説。

大相撲は町から町へ――巡業を動かす勧進元、朝稽古、300人超の旅
秋巡業が岡山から広島、山口へ。日本相撲協会の公式資料で、勧進元が担う運営、早朝の稽古、初切と相撲甚句、力士らの移動、巡業の歴史と地域への役割を検証する。

ブラジル戦2連戦へ、なでしこジャパンの現在地――アジア王者が問われる守備と進化
2025年のブラジル遠征は2連敗。2026年アジア杯優勝とドイツ戦の課題を踏まえ、広島・岡山での代表戦を読み解く。
文化
10月22日 木曜日
「能面は無表情」なのか――東京国立博物館で読む、六百年の喜怒哀楽
東京国立博物館の特集が10月25日に閉幕。若曲見、般若、大飛出などの名品を通じ、動かぬ木の顔に表情を与える芸と日本の能楽史をたどる。

「推し」のための一点を探す――有楽町に3500点、手仕事が広げる推し活経済
有楽町マルイで「#手元の推し活まつり 26’ Autumn」が開催。全国55ブランド、3500点超のハンドメイド商品から考える、推し色と創作、ファン消費の今。

歌川広重の東海道、まもなく展示替え――東京国立博物館「江戸のベストアングル」と旅の歴史
内山晋旧蔵の浮世絵1025点を受贈。東京国立博物館で広重の三大シリーズを三期に分けて公開する。東海道の第一期は10月25日まで。道と天候に刻まれた江戸の暮らしを読む。
今日のアート · 小原古邨《踊る狐》
Ohara Koson (1877–1945) · Original historical print

小原古邨――雨に踊る狐、生きものたちの一瞬を木版画に刻んだ画家
蓮の葉をかぶり雨に踊る狐。小原古邨(1877–1945)の《踊る狐》から花鳥版画の技術、海外での評価、2025年の太田記念美術館回顧展までたどる。
アート特集を読む →Ohara Koson (1877–1945), Dancing Fox; Cleveland Museum of Art, accession 2016.546. Open Access. Not an AI-generated work. Museum record
10月21日版から、さらに読みたい6本
前日版の記事。初出時点の内容です。

カナデン、米RSYNQに200万ドル出資――ロボット協調の実力
異なるメーカーのロボットを協調させる技術に日本企業が投資。実用化への課題を探る。

名大発の新素材「サーマルナイト」――EVとデータセンターの熱に挑む
U-MAPと田中精密工業が冷却技術で提携。目標と実証成果を区別して伝える。

イモリの傷痕はなぜ消える――免疫細胞が示す再生の謎
皮膚移植後の線維化が退縮する現象を研究。人への応用にはなお距離がある。

血液疾患の薬と老化筋――ミトコンドリアに新たな手がかり
高齢マウスで筋力とミトコンドリアに変化。人の治療効果は未確認。

児童養護施設にLOVOT――ロボットとの絆は何を生むか
LOVOTを届ける第2弾構想。子どもの福祉とロボットの役割を考える。

江戸東京博物館、再開後の常設展入場者100万人
3月に再開した江戸東京博物館。10月14日に常設展の入場者が100万人に達した。
主要15記事と特別巻頭の画像は小原古邨の画風に着想を得たAI生成編集イラストで、記録写真や古邨の原画ではありません。アート欄は古邨の歴史的作品を使用し、掲載画像は美術館の原画と照合してください。
