日本では、キャラクターが驚くほど自然に生活の中にいます。アニメ作品の登場人物だけではありません。駅、自治体、警察、空港、食品、文房具、観光案内。キャラクターは、日本では幅広い場面で使われています。

キャラクターは“やわらかく伝える”装置でもある

日本でキャラクター文化が強い理由の一つは、硬い情報や難しい話を、少しやわらかく伝えられることです。注意喚起、案内、地域の魅力、商品説明。キャラクターがあることで、情報の入口が少し低くなり、人が近づきやすくなります。

かわいさの奥にある機能

日本のキャラクター文化は、かわいさだけでできているわけではありません。かわいさの奥には、覚えやすさ、親しみやすさ、反発されにくさ、継続的に使いやすいことといった機能があります。キャラクターは、感情と実用のあいだに立つ存在でもあります。

象徴をつくる力

キャラクターは、地域やブランドの象徴にもなります。言葉だけでは伝わりにくい雰囲気や価値観を、ひとつの顔として持たせることができる。日本ではその力がとてもよく理解されていて、しかも過剰に理屈っぽくならずに使われています。