日本の駅を見ていると、移動と日常がどれだけ近く結びついているかがわかります。駅ナカで買いものをし、軽く食べ、待ち合わせをし、電車に乗り換える。その全部が非常に自然に流れていて、駅は単なる通過点ではなく、日常の重要な一部になっています。

駅そのものが一つの街になる

大きな駅はとくに、食、買いもの、サービス、案内、休憩の機能が集まり、まるで小さな街のように感じられます。しかもそれが、移動の途中に組み込まれているところが日本らしい面白さです。

流れの中に秩序がある

駅には人が多いのに、完全な混乱になりにくい。並び方、案内の見せ方、導線の整え方がうまく、駅全体に一種の秩序が生まれています。その整い方が、日本の駅文化の大きな特徴です。

日本の駅は、移動の装置であると同時に、都市の日常がもっとも濃く集まる場所でもある。