日本で食事をするとき、メニューの名前だけでなく、まわりで聞こえることばにも注目すると面白いものです。あっさり、こってり、もちもち、さくさく、だし、旬。こうしたことばは、日本の食文化がどれだけ感覚の差を大切にしているかをよく示しています。

味だけでなく食感を重視する

日本語の食のことばでは、味覚だけでなく、食感が非常に重要です。ふわふわ、もちもち、ぱりぱり、つるつる。食べものの魅力を説明するとき、舌だけでなく口全体の感覚が入ってきます。

温度や季節のことばも多い

あつあつ、ひんやり、旬、さっぱり。食べることが季節や体調と結びついているからこそ、その違いを表すことばも育ってきました。日本の食のことばは、料理を単なる栄養ではなく、時間や季節の体験として扱っています。

日本語の食のことばは、料理を説明するというより、どう味わうかの感覚を整えるためにある。

店で使う日本語も面白い

おすすめ、限定、おかわり、単品、定食、会計。店でのやりとりに出てくる日本語も、旅の中でかなり役に立ちます。少し知っているだけで、食事の時間がぐっと楽しく、気楽になります。